日本人は古来よりイスに座る習慣はなかったのですが、欧米でははるか昔よりイスと共に生活をしてきました、それはまさに紀元前3〜4000年前にまでさかのぼります。
イスといえばエジプトというぐらいエジプトでのイスの歴史は長く、ツタンカーメンの墓からは黄金の玉座や寝具が発見されています、さらに驚くべきことは、その当時から折りたたみのイスがあったという事実です。
ギリシャ時代になると、イスに様々な装飾が施されるようになってきました。曲線美を意識したイスなども作られる最中、権威のある人物は格下のものに威光を現すために、足が届かないほど座面が高いイスを使用していたようでまさにイスというデザインの幅が益々広まった時期だとも言えます。
中世の時代ともなると装飾だけでなくすわり心地も重視されるようになり、腕置きが付いた全身を包むようなイスが考案されてきて芸術性を更に増すイスが作り始められました。
近代になるにつれて、イスは今までの概念を打ち崩し、座り心地が重視されるようになり、シンプルで美しいがすわり心地が良い物が増えてきました。 |